2022.2.14 京都 2日目 

朝食と北山杉の話

8:47
おはようございます。
部屋から見た水盤とレストラン棟の様子です。
さわやかな朝です。

まずはジャグジーバスに入って目を覚ましました。

朝刊はいくつかの種類からお好みの新聞を届けて下さいます。
せっかくなので ”京都”新聞 をお願いしました。

ジョギング用の地図も昨夜届けてくれていたので
主人はこれを参考に走りに行ったようです。

朝食はレストラン「Tenjin」にて
7:00~10:15の間なら好きな時間に訪れることができます。
私たちは9時過ぎに向かいました。
昨夜と同じテラス席に通されました。

一組のご夫婦と入れ替わりでこの時レストラン内には私たちだけ。


宿泊客は本当に少なかったみたいで
私たちだけのためにこんなに用意してくださって申し訳ないくらいでした。

しばらくしたらテラス席に日本語ペラペラの欧米男性が一人いらっしゃいました。
なぜ日本語ペラペラだと分かったかというと
携帯電話で投資のお話をされていたのです。
お~なんだかかっこいいなぁ~

私は和食をお願いしてあったので
この様なセットが運ばれてきました。

これだけでも十分ですがやはり有るのならば、と
ビュッフェへサラダや小鉢やヨーグルト・フルーツなどを取りに行きます、よね^^;

コチラの焼き海苔用の醤油皿、片側にお醤油が溜まるようになっていて少し感激♡

他の取り皿の柄も同じシリーズで揃えられており、
とても素敵でした。


食事の後、私は写真を撮りにエントランスに行きました。

中庭は歩くことはできませんが
きれいに剪定されて美しい日本の庭園の趣を呈しています。


そしてエントランスのこの木を撮っていたのですが
面白い形をしていますよね。

これはこのあたりにしか生息しない「北山杉」という杉の木で、
ひょいひょいとまっすぐ伸びる習性はあるものの
この美しさを保つにはずいぶん庭師さんの手が入っているそうです。
スタッフの方が説明をしてくださいました。
昨日見学した日本庭園にもたくさん生えていましたね。

ホテルのロゴマークは水盤に映る北山杉をデザインしたものらしいです。

ルームキー(木製)にも施されています。

これはホテルの廊下に飾られている壁掛け。
すべて違うデザインです。
 





金閣寺

チェックアウトは12:00まででOKです。
この時間だとちょっとゆっくりできますね。

赤〇さんがチェックアウトのお手伝いもしてくださり、
今から金閣寺に行きたいことを伝えると
ホテルの車で送ってもらえるように手配をしてくださいました。

メルセデスのワゴン車で、お水も持たせてくださり
帰りも迎えに来て下さるということでしたが
歩いてみたかったので丁重にお断りしました。
靴はスニーカーに履き替えました。

陸舟の松など見てさら~っと回って
ホテルに戻ったのは13:00頃でした。

金閣寺からホテルまでは静かな住宅地を歩いて20分強ぐらいだったでしょうか。
さて、二泊目の嵐山に向かいましょう。





翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都

二日間同じところに泊まるのではなく、
同じ京都市内で移動することにしました。
一泊目のロクは周りに何もない静かな場所にあるリゾートホテルでしたが
二泊目は普段ならにぎやかな嵐山に決めました。

車で桂川沿いをずっと西へ行くと行き止まりに「翠嵐」の駐車場があります。
右手にあるのが後でお部屋から見ることになる「嵯峨嵐山文華館」です。


13:50
なるほど~ここだったのね。
お寺かと思っていました。

嵐山は何度か来たことがありますが
この門をくぐることは一度もなかったですね。

今日初めてお邪魔します♡

「ROKU」はヒルトン系列でしたが
「翠嵐」はマリオット・インターナショナルのラグジュアリーホテルブランド「ラグジュアリー・コレクション」の日本初進出ホテルです。
私はどちらも特別な会員ではないので特に意識して選んだわけではありません。

この写真は門を入ってから後ろを振り返ったところですが
門の前に駐車場があり、荷物はスタッフが持って行って下さるのでそのまま門を進みます。

中庭を見ながらレセプション棟に案内されます。

こちらでも「おこしやすキャンペーン」のお誘いがありました。
ロクとは違ってワクチン接種の証明が必要です。
主人はスマホのアプリで認証済みだったのですが
私は全くやっていなかったので主人だけが抽選に参加しました。
するとまたもや3,000円分のクーポンが当たりました!!

翠嵐ではレストランでも使えるそうなので
今晩の夕食に使わせていただきました。

14:45
さて、翠嵐では自家用車で来た場合駐車料金が発生します。
(一泊あたり 2,200円)
電車でお越しの客様には嵐山駅までの送迎があるそうで
そのあたりのサービスの均整をはかるためか
自家用車利用客には人力車17分の体験サービスがあります。
はじめ主人は断っていましたが、
いえいえ結構楽しいわよ、と私が勧めて体験の運びとなりました。

もう7年前になりますが
福岡の友人T子さんと嵐山を訪れたときに初めて人力車に乗った日記がコチラです。
車夫さんがこの建物の前はこのイメージがいいですよ~と
レトロ風に撮ってくださいました。
湯豆腐「嵯峨野」前です。

お試しコースだったのでぐるっと回っただけの少しの時間でしたが
十分楽しめました。
えびすやさん、ありがとうございました。





エグゼクティブスイート「渡月(とげつ)」

到着が早かったですがチェックインは人力車体験の前にさせてもらえていたので
その時に撮った写真で説明します。

翠嵐でも一休で「スイートおまかせ」というカテゴリーがあったので
迷わずポチリとしてしまいました。

スイートルーム(部屋タイプはお任せツインorキング)【禁煙】プラン
【平日限定特集】温泉露天風呂付スイートルームへご滞在。特別価格にてご提供!
朝食付
2名 税込
宿泊料金合計
120,000 円

ポイント即時利用

  • 6,000 円分

お支払い金額
114,000 円

ちなみに

【普通料金】
税込 215,060円
朝食付
2名 税込
ポイント5%分を今すぐ使うと

204,310円

~だそうです。
2月だったおかげでラッキーでした。

二階の角部屋201号室です。ドアを開けるとすぐ右手にベッドルーム(これは本当に睡眠室です。窓のない部屋になります)があり、

そのまま進むと開放的なリビングです。

角部屋なので二方に窓があり明るいです。

東の窓は「嵯峨嵐山文華館」とそのお庭が広がります。

嵯峨嵐山文華館」は、百人一首日本画など、嵐山や京都にゆかりのある芸術・文化を幅広く紹介するミュージアムなので
興味がある方は行かれるといいですよね。


和紙のような袋の中には果物が、
木箱の中にはチョコレートとドライフルーツ、
丸い缶にはあられが入っていました。

リビングルームのお隣に洗面室、南に向いてシャワー室、続いてテラスに露天風呂があります。
トイレは反対側、写真の手前側にあります。

お風呂は露天風呂で温泉です。

扉を開ければ解放感で寛げますが

いかがなものでしょうか。

石の造りがシックな洗面室。

基礎化粧品もお願いして置いてもらいました。

京都でははやりですか?レプロナイザー。

寝室は先にご紹介しましたように窓のない部屋ですが

充分広いです。







茶寮「八翠」

17:00

「翠嵐」はマリオット&SPG系列のホテルなのでそちらの会員の方にはいろいろと特典があるようですが
シャンパンディライト」という名がついた「八翠」でのアフタヌーンタイムは宿泊者全員に用意されています。
「八翠」は、ホテル敷地内の別棟、エントランス門を入ったすぐ左手にある建物です。

私としたところが内部の写真を撮り忘れ、
というか、満席だったので躊躇していたらシャンパンもおつまみも取り忘れてしまったようです。


寒いので外のテラス席には誰もいませんでしたが
天気のいい日に桂川を見ながらシャンパンをいただくのもいいですよね。

垣根に覆われたお庭も見学できます。

奥に見えるのがレストラン棟です。
レストランからはこのお庭の眺めながらお食事をいただくことになります。





レストラン「京 翠嵐」

夕食は鉄板焼「観山」を希望していたのですが
こちらは元々四席しかないので予約はとれず、
会席料理のスタイルと技法にフランス料理の美意識を融合したといわれる「京 翠嵐」にしました。

正直なところ、鉄板焼きはびっくりするほどお高いので
お肉にそれほどまでに価値観を見いだせない私としましてはホッとしたのでした^^;


さて、まずはこのような案内をいただきました。

飲み物はこちらのQRコードから読み取ってください、とのことです。
すると↓ このようなメニューが表れるので
ここから選んで注文するわけです。

こちら「翠嵐」ではコロナ感染防止のための対策が良く言えば万全、
悪く言えば神経質な感じを受けました。
チェックイン後もお部屋への案内はエレベーターの前まででしたし、ジムも閉鎖されていました。(2022年2月のことです)

お料理は「翡翠」コース。

佐々木蔵之介さんのご実家酒蔵のお酒「聚楽第」をいただきました。
 

最中の中は酒粕に漬けたフォアグラ。
グラスにあるのはワインではなくてトマトなどで色を付けたコンソメスープです。

白子、ウニ、湯葉、ポン酢のジュレ
 

湯葉しんじょ みぞれ仕立て

お造りはわさび醤油の他に
オリーブオイルとお塩でも

蕪を蒸したものをシャンパンソース、白みそ仕立てに付けて食べ、最後はスープに白みそを足して飲み干します。

お皿に絵を描いたような
太刀魚のテリーヌにチアシード、海老芋の田楽。

お口直しにシャーベット。

このガラスの板の下にiPad(のようなモバイル)が挟まれており雪が降っているような映像が流れているのです。
珍しい演出に感動しました。
動画があげられなくて残念です。

近江牛のすき焼き。もう少し温かくてもよかったかもです。
温泉卵にはトリュフがかかっています。

ご飯は鯛めし。
ご飯粒が少し大きめのブランドを使っているそうでこだわりを感じます。
最後はお出汁をかけて食べても。

一品づつの量はちょうどよく、
お味はもちろんのこと、目で見ても色々楽しめて
とても満足なお夕食がいただけました。

そうそう、席を立つ時に隣席にいたカップルの手前の金髪の男性(若そうな雰囲気)がチラッとこちらを向いたのでお顔が見れたのですが、、、、、、。
あのグループのあの方にそっくりでした。
でも
後でインスタなどSNSを調べましたが
この方が京都にいらしているという情報はありませんでした~^^;
はい、おやすみなさい^^/